独身でいること
人間は社会に生きている
趣味にうつつを抜かして気ままに生きていると親戚からまだ結婚しないのか?とよく聞かれます。いつの間にか親族の中で一番年齢の高い未婚の人間になっていました。
昔から結婚もせずに遊び歩いている人間は社会不適合者だといわれますが、私自身はそれについて反論するつもりはありません。
昔から人間は知恵や経験を蓄積させて現在の技術や制度を生み出し成長させてきました。自動車やインターネットといった技術だけでなく、電気・水道といったインフラ諸々まで。技術や知識が伝承されてきたからこそ現在の便利で快適な暮らしがあります。あらゆる分野のそういったものが集合して街や国といった社会があると私は考えています。
快適な暮らしという恩恵を受けていながら結婚もせず子供も居ない自分は、先人が積み上げてきた良いとこどりをして次の世代に残す事を考えないろくでなしと思われても仕方ないのです。受け継いできたものを次の世代に受け継がせようとしないのは社会の一員として良くは思われなくて当然です。
犯罪者のように迫害される筋合いはないと思っていますが、社会的動物である人間の中では風当たりが強いのもしょうがないと考えています。
一人は気楽で寂しくも無い
あと、よく独身で寂しくないのかと尋ねられますが個人的にはそんなことはまったく無く、逆に自分の都合のいいように時間を使える現在の気楽な生活に満足しています。
別に結婚願望が無いわけではなく、子供も可愛いと思うのですが、いまのクルマ趣味をかなぐり捨ててまで家庭を持ちたいとも思えず、しかもわざわざ相手を探すためだけに自分の時間を使いたくない、といまだに独身のままです。
なにしろスポーツカーという女性受けの悪いタイプのクルマが好きなのでそこを犠牲にしてまでは考えられません。 あくまでも自分が大事なので 。
そのようなわけで私は、同じようにクルマ好きで家庭を持って子供もいるという人を尊敬します。口に出して褒めたりはしませず、こっそりとですが。
平成から令和へ、日本の歴史が受け継がれたことに触発されてこんなとりとめのない記事を書いてみました。










