スープラを買いに行ったときの話①
国内仕様が披露されたのは2月
GRスープラを購入ようと決意したのは前回のとおりですが、2019年の1月に発表はされたものの発売されていないので近くのトヨタディーラーにいっても買えない状況でした。
私はこれまでトヨタ車を所有した事が無かったので一度もトヨタディーラーにお世話になったことがありません。何か伝手があれば購入できるようになったら教えて欲しいとお願いできたかもしれませんが、そんなに方に心当たりはまったくありませんでした。
それに当初はそこまで日本で人気が出ると私は思っていませんでした。ミニバンと軽自動車という実用性・経済性に長けたモデルばかりが売れ、スポーツカーという趣味性の高いクルマは壊滅的に売れない日本です。600万円オーバーで荷物も載らず、乗り降りもしづらいうえに二人乗りという世間の嗜好とは逆行するクルマを買おうと思う酔狂な人間はそんなにいないだろうと考えていたのです。
加えてインターネット上では「格好悪い」「中身はBMWでスープラじゃない」「価格が高すぎる」「マニュアルトランスミッションが無い」等々、否定的な意見も多く見られたのでスポーツカーを買う酔狂な人間でも購入に踏み切るのは限られているだろうと思いました。
とはいえ大々的に発表され、メディアにも多く取り上げられたのであまり楽観的になれず、注文できるようになったらすぐにディーラーに行こうと考えていました。
しかし、2月の大阪オートメッセ以降も発売に関する情報は流れてこず、トヨタ公式のGRスープラのページも音沙汰の無い日々が続きました。
少し間が空いたことで油断していた
公式には春頃発売とアナウンスされていたのでしばらく待つしかないか、と情報のチェック間隔を週に一度ほどにした3月2日、各地のGRガレージに新しいスープラが3月9日から週末限定で展示される情報を得ました。このとき私は根拠も無く、最後の展示が終わるまで発売はされないだろうと考えていました。そのうえ、発表されたばかりの新型車を購入したことが無いので先行予約という方法が考えられず、発売されてから受注開始だと思い込んで4月までは注文できないと判断してしまったのです。
県内にGRガレージが存在せず、仕事の都合もつかなかったので近県の特別展示が3月9日にありましたが出向かずいました。10日の夜に展示の様子が確認できないかとインターネット上を検索した私を驚かせる情報がありました。
- 既に見積もり、発注可能
- 直列六気筒モデルは2019年度分の570台が既に予約完売!
ほんとに?まじで? 深夜に一人で呆然となりました。
購入するなら六気筒モデルしか考えていなかったので六気筒モデル完売の情報はショックでした。
まだ噂かもしれないと自分自身に言い聞かせ、まずはディーラーに真偽を確認するしかないので明日連絡を取ろうと決めます。ですが、翌日の11日は月曜日で、このときまで知らなかったのですがトヨタのディーラーは月曜が定休日でした。 さらに家から一番近い店舗はその次の12日もお休み……
さらに焦りが増すなか系列の異なるディーラーなら12日は営業しているのを確かめ、とりあえずそこにお問い合わせメールを送ります。他に出来る事も無く、その日はそれで終わりました。
11日も12日も仕事だったのですがあまり集中できず、問い合わせの返答が来るのを不安いっぱいで待ち構えていました。11日はお休みなので当然動きは無く、返信が来たのは12日のお昼頃でした。
返信の内容は、「先週末から予約注文を受け付けています。詳細は店舗まで来て下さい」というものでした。もちろん、行きました。仕事が終わって速攻で。
長くなったので②に続きます。









